自著『九月、東京の路上で』を刊行します

関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺について書いた自著
『九月、東京の路上で/1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』
を刊行します。3月7日発売です。版元は「ころから」(http://korocolor.com/)。
著者名は、鹿島拾市ではなく「加藤直樹」を使いました。

もともと、「民族差別への抗議行動・知らせ隊」が「関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺から90年。記憶・追悼・未来のために」というテーマで昨年9月から10月にかけて展開したブログ「9月、東京の路上で」に加筆・修正を加えたものです。こちらも文章は私が書いています。

この本は関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺という歴史的事件の全貌を俯瞰的に描くのではなく、そのなかのいくつかの出来事の現場を見ていくものです。90年前の東京の路上に生きた(殺された)人々の姿が読者の記憶に残り、さらに関東大震災時の虐殺について現在に直結する問題として考えるきっかけになれば、それで本書の目的は達したことになります。

書店で見かけたら、お手にとってみていただければ幸いです。


『九月、東京の路上で』(版元ドットコム紹介ページ)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907239-05-3.html

『九月、東京の路上で』フェイスブックページ
https://www.facebook.com/kugatuTokyo

ブログ「9月、東京の路上で」
http://tokyo1923-2013.blogspot.jp/2013_09_01_archive.html