韓国6.10キャンドル集会 「パンク族」って一体・・・
6月10日は数十万人が集まったようだ。引き続き資料の紹介。
文章資料
引き続き、「韓国人ぬるオタによる李明博研究所」が、韓国ブロガーたちの議論を紹介している。http://no2mb.exblog.jp/
「私たちはめんどいし、非政治的だからデモする」という文章からは、この間の急速な運動拡大の背景に、保守絶対優位国会を背景として、李が反対者不在のままCEO的トップダウンで「改革」を進めつつあることへの危機感があることが読み取れる。
「2MBにないものが、ここにはあった。明博山城の7時間ガチ討論」という文章は、李が築いたコンテナの壁「明博山城」の前で、「このコンテナを越えて進むべきか」について3000人以上(!)の人々が朝まで討論を続けたことを伝えている。彼らは自分たちが作っているこの解放区を「アゴラ」と呼んでいたようだ。アゴラとは、市民たちが討論していた古代ギリシアの「広場」のことだ。
「韓国:6.10、ソウルでは70万が集まる」(レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/korea/issue/fta/1213207678128Staff
チャムセサンがネットで同時中継したドキュメントの記録。とても長いので、とても興味がある人向き。上の記事が新しく、下に行くほど古い記事になっているので、下から時系列で読んだほうが分かりやすい。
「10代の若者たちの闘いはアジア人の健康を守る闘い」(かけはし)
http://www.jrcl.net/web/frame080616i.html
フィリピンの知識人へのインタビュー。韓国の新自由主義化とそれへの抵抗運動が、世界とアジアのなかで、どのような意味をもっているのかを分かりやすく語っている。
映像資料
MBCのニュース番組は、「キャンドル2008 『アゴラ』の登場」と題して、このキャンドル集会の「新しさ」を検証。1)「アゴラ」の現代的発見、2)、中心の多様化、3)脱権威・連帯、4)アナログな「大義政治」の麻痺とまとめている。
http://jp.youtube.com/watch?v=tRNjKhPrGEo&feature=related
そのほかのニュース映像
http://jp.youtube.com/watch?v=rgbvxCUWZ5k
http://jp.youtube.com/watch?v=_RmQrd0hkWo&feature=related
おまけ。
「パンク族も一緒だよ!」(「時事IN」の現場中継から)
「その格好はなんですか?」「パンクです」という若者にインタビュー。プラカードには「集示法反対」の文字。集示法はデモ規制法。それにしても「パンク族」って…。
http://blog.sisain.co.kr/246