2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

冷静と感情の間

今朝の毎日新聞では、竹島(独島)周辺海洋調査についての記事の見出しは 「強硬韓国 冷静日本」 であった。昨日の夕刊でもノムヒョンに「冷静に、冷静に」と呼びかけていた(「近時片々」)。 小泉も「そんなに興奮しないほうがいい」と韓国をなだめ、安倍…

法政一高で座り込み

昨日(4月18日)の東京新聞夕刊は、吉祥寺の法政一高で2、3年生の生徒450人がこの日の朝、校庭での座り込みを行ったことを報じている。校則がじわじわと強化されていることに抗議し、校長による説明を求めたもので、生徒会が中心となって行われた。不在の…

ナチスの理想

「戦争抵抗者の会」発行『抵抗者』4号に「『波風』と『波紋』−『白バラは死なず』を観て」を書いています。模索舎などで発売中。400円。戦争抵抗者の会HP「ゆらゆら」 http://yurayura.mine.nu/映画『白バラは死なず』(1982年 西ドイツ)は、第二次世界大…

折り合う

古い新聞を読んでいたら、「司馬さんの空白」なるコラムがあった(1/31 毎日)。司馬遼太郎の不在による空白を埋めるために、世の人々は養老孟司や『国家の品格』の藤原正彦を読むのだという。養老は「若者は自分にあった仕事などと考えず、社会が求める仕…

沖縄の「政治的安定」

「外交、防衛は国の専権事項だが、日米安保体制を維持するためには、沖縄の社会的、政治的安定が必要」という沖縄の稲嶺知事の発言が新聞に載っていた(毎日 4/9)。 新聞による発言の要約だから、実際の正確な発言内容そのままとは受け取れないことは踏ま…

未来世紀「前衛党」

セクハラ事件で共産党を離党した筆坂秀世が、新潮社から『日本共産党』という本を出すそうだ(毎日 4/11)。このなかで筆坂は「党大会で現実離れした大言壮語が飛び交っている」「選挙の敗北を素直に認めず、毎回、政策は正しかったと総括する」などと共産党…