外交とルール

「豆鉄砲」本誌に「おためごかしは通じない」を載せました。

日本の政治家は、国内政治でしか通用しないやり方で外交もやってしまうところがあると思うことがあります。冷戦時代はそれでもよかったのでしょう。
あのころは、外交といっても「冷戦構造」という固定的なルールのなかでの話でした。アジア唯一の先進国日本、親米軍事政権の韓国、中ソ対立と東西対立。
外交って、ルールを組み替えながら続けられるゲームみたいな気がします。ルールの組み換えの次元では、理念や正当性、コンセプトというのは馬鹿にできない要素でしょう。
侵略の総括ができない日本は、おおきくルールの組み換えがおきている今のアジアや世界で、どんどん立ち遅れてしまうのでしょうね。

「豆鉄砲」
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