【福島原発と現地3】20ミリ問題、東京で集会など

福島に行ってきました
先日、漫画家の山本夜羽音の主催する、被災地に漫画・書籍を届ける「おたぱっくQB」の現地便に参加して、南相馬市、磐梯などの避難所を回って、その後、15日のいわき市でのデモに参加しました。見てきたことなど、少しずつ書いていければと思いますが、一言で言えば、「原発事故は目に見えない」という、言葉にすると当たり前のことが何を意味しているのかを、少しだけ理解した気がします。

東京での行動予定
5月21日、福島原発震災連続集会、第2回を開催(フクロウの会)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/2-ae13.html
「福島の子どもたちを放射能からまもれ!」福島原発震災連続集会の第2回が、21日、東京、西新宿で開催される。


5月23日、20ミリシーベルト撤回を求める文部科学省 包囲・要請行動&院内集会(フクロウの会)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-7fe7.html
福島からは100人以上の参加を目指しているとのこと。

ぜひとも、多くの皆さんに集って頂きたいと思います。

フクロウの会が校庭の「天地返し」に反対の声明
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-ca8e.html
学校校庭の除染を止められないと見るや、今度は国は、表土を削って50センチ下に埋め直す「天地返し」という方法を福島県に通知したようだ。これに対するフクロウの会の声明。


避難をめぐって
伊達市霊山町の一部で避難支援へ(産経5.16)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000037-san-l07
霊山は、飯舘村の北にある、風光明媚な山間の地域。南相馬市に行く途中、ここを通ったが、レジャー施設「霊山こどもの国」正門前で線量を計ったところ、東京の10倍以上だった。記事によれば20ミリシーベルトというから、実際にはもっと多い場所もあるのだろう。帰りに通ったときは、正門横で、観光客がアイスクリーム売り場に行列していた。
こんなきれいなところです。
http://www.youtube.com/watch?v=WJohJhmgJxM


「飯舘、山木屋の特養など12事業所、移転せず運営」(福島民友5.18)
http://www.minyu-net.com/news/news/0518/news6.html
特養ホームと11の事業所が事業継続。730人の労働者は村外から通勤することになる。


「二次避難、県内1万6468人 県外は3万4000人」(福島民民友5.12)
http://www.minyu-net.com/news/news/0512/news4.html


いわき5月15日「さよなら原発」デモ

デモの様子
http://illcomm.exblog.jp/13592718/
http://monaken.livedoor.biz/archives/52044637.html
http://skazuyoshi.exblog.jp/14782318/
500人。県外組も多かったが、それでも数十人といったところだろう。ほとんどは福島の人。若い母親世代と若者が多かった。パンクスが多い。その一人で、郡山市近郊から来たダイスケ君(20歳前後か)は「福島のハードコア系は救援活動などでバンバン動いている。今日は歴史的な現場を経験したくてきた。もう他人事じゃない。高円寺のデモとか、マスコミがほとんど報道しないのがくやしい」と語っていた。サウンドカーの後ろに固まっていた放射能防護服の若者の一団は、「音楽関係の集まり」とのことだった。途中、避難所のおじさん、おばさんたちが、手をふっていた。真剣な顔つきでいつまでも手を振るおじさんが印象的だった。


◆そのほか

「表土除去「地元判断で」 校庭放射線文科省通知」(福島民有5.12)
http://www.minyu-net.com/news/news/0512/news8.html

厚労副大臣「住民の健康について追跡調査」(時事通信5.18)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000008-jij-pol

「累積線量推測マップ」毎日新聞5.17
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/genpatsu_zusetsu/index.html?inb=yt
とても見やすい。

福島県弁護士会会長声明
http://business3.plala.or.jp/fba/info/seimei/20110425.htm
子どもの被曝抑制を最優先にすべきだ、などの内容。