【福島原発と現地5】20ミリ問題のその後

しばらく北海道に行っていました。
泊原発ゲート横の海岸に行ったら、原発のガードマンが電話して、5分で警察官が飛んできました。しかも防弾チョッキ。「釣りですか」だって。


◆20ミリシーベルト問題
文部科学省の20ミリ基準事実上断念を受けての声明(フクロウの会ほか)
http://kofdomofukushima.at.webry.info/201105/article_36.html
5月27日、文科省が20ミリを維持しつつも「1ミリをめざす」として除染のために財政支援を行うと発表。しかし声明は除染に対する財政支援を毎時1マイクロ(=年間8.8ミリ)シーベルト以上と制限していることなどを批判している。

子ども福島ネットが対県交渉(レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/news/2011/0531fukusima
5月31日。「『なぜモニタリングばかりなのか、市町村では独自に表土を削る作業が次々に始まっているのになぜ県はその後押しができないのか』の質問に、担当者は誰一人答えることができなかった」

上の対県交渉に向けた要請内容
http://kofdomofukushima.at.webry.info/201105/article_36.html
福島県アドバイザーの山下俊一教授の解任などを求めている。

福島大学職員有志が県知事に要望提出(6.6)
http://fukugenken.seesaa.net/
以前紹介した福島大学原発災害支援フォーラムの有志のみなさんです。低線量被ばくの危険性について専門家の間でも意見が分かれているが、予防原則にのっとって被ばく抑制の努力をすべきだ、20ミリが非常時の暫定的な基準として許容されている以上、行政は平常化のため被ばく線量の低減のため不断に努力すべきだ、など、理にかなった内容。


◆そのほか
福島県が「原発立地地域」の住民の内部被ばく調査へ福島民報6.2)
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=9851293&newsMode=article

伊達市で市内全域の線量測定へ福島民友6.7)
http://www.minyu-net.com/newspack/2011060701001084.html