韓国の映画ポスター『王の男』

韓国といえば、やっぱり映画。 言葉が分からなくても面白い活劇みたいのがあったら、映画館に行ってみようと考えていたのだが、いいのがなかったので、ポスターだけウォッチングしてきた。街中でポスターを眺めるのは楽しい。 印象に残ったのがふたつあった…

ソウルの本屋で見つけたもの。

写真集2冊。主に1950年代から70年代までの韓国の人々の姿を撮ったモノクロの「우리가 사랑해야 하는 것들에 대하여」(チェ・ミンシク)。風雪に耐えて生きてきた人々を重ねていると思しき「縄」や「根」のモチーフが繰り返し現れる。浮浪児、漁師、担ぎ屋、…

韓国の書店

旅行が楽しくて仕方なかった若いころにはちっともそう思わなかったが、韓国の街中は確かに日本と似ている。外国を歩いているという非日常感がない。ところが文字だけが読めないわけだ。いわゆるハングル酔いというのはこの距離感のつかみ難さから来る混乱を…

韓国を見てきた。

あけましておめでとうございます。 マイブームがこうじて、あわただしい年末に韓国に行ってきた。 前に韓国に行ったのはソウルオリンピック前の1986年。海外旅行自体、何度か台湾に行った1990年代前半以来。航空券の買い方も忘れてた。ぼくの場合、旅行、と…

韓国映画『地球を守れ!』

つまらないタイトルだけど、この映画はスゴイです。 『猟奇的な彼女』というちっとも猟奇的ではない映画もあったが、こっちはホントに猟奇的。楽しくハッピーな韓流コメディと勘違いすると大変な目にあう、ブラックなコメディ(?)だ。宇宙人が地球を侵略し…

外交とルール

「豆鉄砲」本誌に「おためごかしは通じない」を載せました。日本の政治家は、国内政治でしか通用しないやり方で外交もやってしまうところがあると思うことがあります。冷戦時代はそれでもよかったのでしょう。 あのころは、外交といっても「冷戦構造」という…

タイゾーくんと香田証生さん

このところ、自民党の杉村太蔵議員の話題がワイドショーで取り上げられない日はない。彼の困った言動をみんなで笑ったり呆れたりしているが、あまり本気で嘆いているようでもない。憎めないキャラクターの故と言ってしまえばそれまでだが、あんまり本気で怒…